弔辞

あなたはチャーミングでエネルギッシュで

いつも楽しいことを見つけて

いつもなにかに楽しんでいました。

あなたの好奇心の泉は枯れることがなかったですね。

あなたは自分のこと

でしゃばりで、って言ってたけど

あなたが楽しんでるのを見て、

私も楽しい気分になることができました。

そっちに行っても

何かにつけて楽しんでるでしょうね。

 

ひとの話しを聞くのが好きなあなたでした。

本人も気づかないようなところに目を向けて

本人よりもその光景を思い描いてうっとりして

本人よりもその話しが叶うことを知ってて

うっとおしいくらいにプラス思考で

でも話しに飽きるとマスクの下であくびしてました。

気づかないと思ってたでしょ。

知ってるのよ。フフ

あなたと話しているのが楽しかった。

私の話しを聞いて今度はなにを言ってくれるんだろうか、ってわくわくしていたものでした。

もうあなたと話しができなくなったのが、

あなたの話しを聞くことができなくなったのが

かなしいです。

いつかまた会える日があったら

お話し聞かせてください。

 

自由が好きなあなたでした。

だからこそ人の考えを受け入れ、

相容れないときは去ることができるあなたでした。

また去る人を追わない人でした。

芯のある強いひとでした。

あなたは私は人から嫌われてる、って言ってましたね

あなたが人にそんな風に思ってたのは

少しびっくりしました。

人に嫌われることなんて

気にすると思っていなかったから。

そうね。

でもあなたは本当に人を必要としてたのかしら。ニヤリ

もういまあなたがいる世界は

そんなこと気にする世界ではないわね。

あなたの次の生まれ変わりは風になるのかもね。