2022-11-15 幸せのありか あの人が好きだったのは あの子がそばにいたわたし あの人のこと好きだったのは あの子がそばにいたあの人 あの子がいなくなった世界で もう一度、と思って戻ってみても ふたりだけでは足らない ほしい景色にひとつ足らない それ程までに大きな存在だった それ程までにわたしを支えてくれていた いなくなって10年がたつ わたしはひとりで 自分の望む景色を手にできるのだろうか ひとりでいい、って言うことは簡単 ひとりでいい、って諦めることは簡単 もちろんひとりでも幸せ でもわたしは知ってしまった ひとりでみる幸せの範囲を越えた ふたりの幸せ